2012年1月1日日曜日

2011年のまとめ 2012年に向けて

本当に久しぶりのブログ更新です。

2011年、本当に様々なことがありました。でも、そんな中、自分ができる範囲で最大限頑張った年だったと思います。2011年の活動を簡単に振り返って、2012年の抱負にしたいと思います。


2011年に作曲・編曲したものリスト

<<合唱曲ピース>>
1) 「The Word from Above(非公開)」 
 混声四部、ピアノ伴奏、英語 
2) 「前へ」 詩・佐藤賢太郎
同声二部、混声・女声・男声四部合唱、無伴奏・ピアノ伴奏・弦楽伴奏、日本語
3) 「つながり」 詩・佐藤賢太郎 
同声二部、混声・女声・男声四部合唱、無伴奏又はピアノ伴奏、日本語
4) 「題名非公開」 詩・佐藤賢太郎 
混声四部、無伴奏又はピアノ伴奏、ラテン語、公開は2月予定
5) 「笑顔の魔法」 詩・佐藤賢太郎
混声四部、無伴奏又はピアノ伴奏、日本語
6) 「いま」 詩・佐藤賢太郎
混声三部、ピアノ伴奏、日本語 
7) 「Ne Timeas, Maria(非公開)」
混声四部、無伴奏、ラテン語
8) 「Lux Fulgebit(非公開)」
混声四部、無伴奏、ラテン語
9) 「O Filii et Filiae(非公開)」
混声四部、無伴奏、ラテン語

<<合唱曲組曲>>
1) 「題名非公開」 詩・佐藤賢太郎
男声四部合唱、ピアノ伴奏、ラテン語、(6楽章構成、7月初演)
2) 「Fabulae Persei(ペルセウス物語)」  詩・佐藤賢太郎
男声四部合唱、オルガン伴奏又はピアノ伴奏、ラテン語 (10楽章構成)
3) 「Requiem Pacis」
パナムジカからの出版用にピアノ伴奏版を制作  

<<合唱曲編曲>>
1) 「アンパンマンのマーチ」
同声二部、ピアノ伴奏、日本語
2) 「手のひらを太陽に」
  同声二部、ピアノ伴奏、日本語
3) 「O Christmas Tree」
男声4部、無伴奏、英語

<<舞台音楽・ミュージカル音楽>>
1) ふくしま総文 総合開会式本県発表「ふくしまからのメッセージ」
2) 磐田市子供ミュージカル「虹のかけはし」

<<ライブラリーCD>>
1) 「8Bit World」 全曲作曲・音源制作
2) 「World of War」 全曲作曲・音源制作

<<ゲーム音楽>>
1) 「ファイナルファンタジー零式」 編曲・ラテン語作詞・音源制作等


2011年にいった国
オーストラリア ゲーム音楽の関係でシドニー交響楽団と仕事をしてきました。


2011年にできたこと
1)よい仕事環境づくり
埼玉県・川越市の防音物件に引っ越しました。そしてバックアップ環境なども含め、多く見直しました。
2)指揮活動 
客演指揮など
3)教育活動 
個人レッスンやワークショップとは別に、音楽専門学校で作曲を教え始めました。
4)作曲・編曲 
特に合唱曲を沢山書いた感じがします。特に男声合唱組曲は初めてでしたし、「前へ」のように、色々な編成で可能なものを始めて書きました。作曲技術的にはDivがバンバン出るような曲をほとんど書きませんでした。詩もかなり沢山書いたと思います。
5)ナレ録音
主に海外クライアントの為に、本当に久しぶりにナレーションの仕事を始めました。
6)健康管理
体調が大崩することはなく、ほぼ健康でした。
(2012年も引き続き頑張ります)

2011年にできなかったこと
1)ブログの更新
1件もない、というのは(笑)
2)自分の合唱団作る&録音プロジェクトを始める
時間的余裕なし…
3)本の出版などの研究活動
管弦楽法の本、合唱技術の本など、書く暇が全然なかったです
(2012年に改善する点です)

2010年12月1日水曜日

Sweet Days 男声版初演

 先日、東京男声合唱フェスティバルで合唱団「ゆとコラ!!」がSweet Daysの男声版を初演しました。この曲は混声版が知られているので、もともと混声のために書かれた、と思っている人が多いのですが、この曲は元々4声の男声合唱のために2003年5月に書きました。それを同年の9月に混声に書き直したものが現在の混声版になります。
新しい男声合唱版は、もちろん2003年のものではないのですが、2つの版を比べると、「歌手として、作曲家として成長したなー」と素直に感じます(笑)。元の男声版の最高音はFですが(これは混声版も同じです)、これは当時私が出せる最高音がFナチュラルだった、ということに由来します。自分で歌ってデモを作る前提だったので、そうなっていたわけです。新しい男声合唱は6声で、最高音もBナチュラルです。今ではファルセットも簡単です(笑)。

さて、現在は私が公開している男声合唱は、「Then Christmas Comes」と「Sweet Days」の2曲しかないのですが、実は男声合唱用に書いた曲というは、結構多くあります。そのほとんどが2003年頃、つまり私が合唱曲を書き始めた頃に集中しています。自分で全パートを歌って曲を録音する前提だったので、男声合唱が主だったわけです。まぁ、曲としてはクオリティーが低いので、今後も絶対に公開しないと思いますが、機会があれば男声合唱のレパートリーは増やして生きたいですね。

というわけで、初演の前のリハーサルをとったビデオです。「ゆとコラ!!」のみなさん、お疲れ様でした。



で、これは混声版の初演です。カリフォルニア州北部、シェルダン高校の合唱団です。


さて、Sweet Daysですが、詩はGeorge Herbert(ジョージ・ハーバート)という17世紀初頭の詩人の作で、内容を要約すると「すべてのものは死んでいくが、魂だけは生きつづける」というものです。さて、この詩に最初に出会ったのは、イギリスの作曲家Vaughn-Williams(ヴォーン・ウィリアムズ)の「Sweet Day」という曲を歌ったときなのですが、私の「Sweet Days」は、ヴォーン・ウィリアムズの曲を歌いながら「この曲よりは、もっと良い曲がかける」と思ったのが作曲にいたった動機です(笑)。

2010年11月25日木曜日

全日本合唱コンクール 全国大会 感想

 先週末は全日本合唱コンクールの大学・職場・一般ABの全国大会が兵庫県で行われました。今年は大学部門で創大銀嶺合唱団と都留文合唱団の2団体が私のMissa pro Paceの4楽章目のAgnus Deiを演奏する、ということ、都留文合唱団から指導もかねて全国大会へのお誘いがあり金・土・日・月と兵庫県に行ってきました。私は全部門ともに、ステージのど真ん中、2列目の席で、皆さんの生き生きとした表情を観ながら演奏を楽しませてもらいました。そして、発表後の打ち上げでは沢山の皆さんとお話しする機会もあり、とても充実した時間をすごすことができました。参加された合唱団の皆さん、そして運営に携わった皆さん、本当にお疲れ様でした。メール等で感想を送ってくれた皆さんもありがとうございました。

 さて、ここから以下は私が全国大会の演奏全体を通して感じた事を、徒然と書きたいと思います。全国大会に出場する団体は全てレベルの高い団体です。それを踏まえたうえで、皆さんが今後さらによい音楽作りをしていくための参考になれば幸いです。

出だし (課題曲)
例え「課題曲と自由曲の審査の割合が50・50だという前提」があったとしても、最初に演奏される曲の出だしは、観客(審査員)が受ける団の全体的な判断に強く影響します。このコンクールでは課題曲が先に演奏されるため、特に出だしの練習はきっちりと、そしてどんな状態でも安定した演奏ができるように練習をするのが良いでしょう。

発音 (子音)
 歌う言語に関わらず「子音の発音」は特にしっかりと行わなければいけません。合唱(歌)の場合「通常の倍以上出して大体バランスがとれる」くらいに思っていなければいけません。物理的に言えば、子音というのは、決まった音程を持たない特定の周波数群(ノイズとも言える)を基礎とする(有声子音はそこに声帯から発生する音程も加わる)もので、その周波数は高音域に集中しています。そして、高周波は低周波よりも遠くまで伝わらないという性質があります。例えば、遠くの野外ロックコンサートから低い音、バスドラムやベースは聞こえるけれど、上の楽器はあまり聞こえないといったようなことと同じです。
 さて、以上のことから、とくに「K」「Ts」「T」「P」といった子音は、かなりはっきりと発音する必要があるのです。「G」「Dz」「D」「B」といった有声子音も同じですが、これらは前述の無声子音とあわせて「破裂音」系の子音なので、うっかりすると母音までつられて変な風に大きくなってしまうときがあります。母音に影響しないクリアな破裂音の発音というのは特に重要になるので、皆さんよく練習すると良いでしょう。 

 「N」「M」「V」「F」「S」「Z」といった持続可能な有声子音も、歌のラインにエネルギーをこめることができる子音になります。上手く使って生き生きとした表現を目指すと良いでしょう。
 また、英語の歌を歌った団体がいくつかありましたが、「Th」の発音は特にしっかり練習すると良いでしょう。

発音 (母音)
 「母音の質の統一」というのは、日本の合唱団が特に力をいれて練習しなければいけない点です。特に「u」の母音の発音と、「i」の母音の発音がほぼ全ての団で良くありません。一朝一夕では改善しない問題ですが、常に頭において練習しましょう。

 Rの発音やLの発音を行った際、その前後の母音がRやLの舌の形に引っ張られて、変な母音になっている人や団があります。これは直しましょう。

 英語を歌った団体は、特に「閉じたイ(発音記号では大文字のIが小さくなったもの。短母音のイ)」と「あいまい母音(ショワー)」の発音を身に着けましょう。

 ドイツ語を歌った団体は、特にウムラウトといわゆる「閉じたエ([e] 日本人にはイとエの中間に聞こえる)」の発音を身に着けましょう。また、この「閉じたエ」ですが、女声で「普通のエ(開いたエ)」を歌おうとして「閉じたエ」になっている人がいます。全体から浮いて聞こえてしまうので直しましょう。

 子音の発音に気をとられて、母音が不必要に短くならないように注意しましょう。特に、ドイツ語、英語は注意です。

選曲 
 なるべく「ホモリズミック(みんなが同じ言葉を一緒のタイミングで歌う)」な曲が続かないようにしましょう。言語やテンポが違う曲でも、ホモリズミックな曲が続くと、あまり変化がないように聞こえます(もったいない)。

 ピアノは平均律の打楽器で、合唱とは本来あまり相性の良い楽器ではないが、上手く使えば声にはない色をそえることできる、ということを考慮に入れて選曲しましょう。

リーダー
 指導者の力というのは、はっきりと歌の表現力に現れます。指導者と指揮者が一緒である必要はありませんが、良い耳と音楽的な方向性を示すことができる指導者がいないと一定以上の表現は難しくなってきます。個々の能力や総合力が高い合唱団ほど、「船頭多くして船山に登る」の状態や、「全員の意見をとりいれたら、なんとも平凡な表現になった」「とりあえず楽譜に準じて歌ったら、なんとなくノッペリとした演奏になった」といった残念なことにならないように注意しましょう。

 

さて話は変わって、大会前日に都留文合唱団のリハーサルでAgnus Deiの指導をする時間をもてたのですが、その際にビデオを撮ったので、アップします。
mp3を聞く

2010年11月12日金曜日

MindManager (マインドマネージャー)

   私が普段使っているソフトウェアに「MindManager(マインドマネージャー)」というものがあります。これは、Mindjet Corporationという会社が開発しているソフトウェアで、グラフィックと柔軟性に特化した「アウトライン」を製作するもので、論文や本などのアイデアを視覚的に、柔軟に、そして分かり易くまとめるのに役に立ちます。見た目や使用感はマイクロソフト社のオフィスなど標準的なビジネスソフトと同じです。ビジネス関連の長文、論文、小説など長い文章を書いたことのある方なら、とりあえずアイデアを出し合うブレインストームとアウトラインを柔軟に練ることの大切さを分かっていると思いますが、MindManagerはこの作業に特化したソフトウェアなのです。

   現在では、文書作成(Wordなど)、表計算(Excelなど)、プレゼンテーション(PowerPoint)に関連するソフトウェアというのはビジネス上、一般的なソフトウェアとして認識されていますが、これにもう一つ追加するとしたら、MindManagerのようなアウトライン作成ソフトではないか、と思います。紙やWordなどでもアウトラインやアイデアのメモは作ることができますが、特に長文を作る機会の多い方や視覚的にアイデアをまとめたい方は、MindManagerを試してみてはどうでしょうか?生産性がかなり向上すると思います。

2010年11月5日金曜日

グーニーズ (映画)

映画「グーニーズ」は私の子供の頃からのお気に入りの映画の一つで、今でも時折DVDを取り出して観ています。作品をご存知のない方のためにストーリーを要約すると、この映画は80年代前半にアメリカで製作された作品で、アメリカ北西部の自然が残る田舎町を舞台に、十代の子供たちが家族の家の立ち退きを阻止するために海賊の宝探しをする、というものです。映画の詳細はこれ以上は触れませんが、私がこの映画の好きな理由の一つが音楽です。デイブ・グルーシンが作曲したサウンドトラックは、チャーミングかつ印象的で、個人的には映画音楽の中でもトップクラスの質だと思っています(主題歌はシンディー・ローパーでとても80年代的に元気です・笑)。

さて、この映画のサウンドトラック(歌ではない、アンダースコアの方)ですが、入手が不可能に近いという状態が続いていました。今年になって、Varese Saradandeというレーベルが映画25周年を記念して、アンダースコアのCD(初・完全版)を5000枚ほどリリースしたのですが、それを最近ようやく入手できました(既に中古でプレミア価格がつきはじめている)。長年ずっと欲しかった物なので、入手できてとても嬉しかったのと同時に、映画作品(他の芸術作品でもよいですが)が時代を超えて受け入れられるには何が重要なのかという事について、再考する良い機会にもなりました。

映画「グーニーズ」で言えば、この作品の一番の魅力は、子供時代には誰もがあこがれる、そして大人なっても心の片隅にずっと持ち続けるだろう冒険心や好奇心を、超能力やハイテク技術などの手を借りず、等身大に描いたことにあると思っています。もちろん、映画自体は、今日のCGや高い音質などと比べると落ちるのですが、そんなことは、作品の本質というものには関係ない、ということを改めて確認させてくれます。

私にとって映画「グーニーズ」は、時代、社会、文化に関係なく、人間にとって恋、愛、友情、知恵、努力、成長、美といったものは普遍的に尊ばれる、ということを確認させてくれる作品の一つです。みなさんも、機会があれば一度ください。


PS.
さて、脚本エディターとして別の視点からこの映画を語るとすれば、「人物を個性的に(魅力的に)描ききる」という物語を形作る上で最も大切なことを行うことの重要性の確認、ということになるでしょう。小説にしても映画にしても、初心者は「世界観」を描いたりや「ストーリー」を追う事に手一杯で、人物を描くのを忘れる傾向があります。結局のところ、私たちは「人」に共感するものだ、ということは常に頭に入れていないといけないでしょう。




2010年10月21日木曜日

大会での涙

 今年はNHK全国学校音楽コンクール(Nコン)に編曲で参加させてもらい、小学校と高校の部の全国大会をNHKホールで観させていただきました。私が合唱に本格的に接するようになったのは留学先のアメリカでのことだったので、日本の、特に小中高の学校での合唱の取り組みや「コンクール」に触れる、そしてアメリカなど他国との取り組みの違いに触れる良い機会でした。

 違いということでまず感じたものが「コンクール」そのものについてです。まず、アメリカにはNコンのような全国(全米規模)での合唱のコンクールといったものはありません。米国合唱指揮者協会(ACDA)が運営する全米規模のコンベンションも、コンクールやコンペティションといった性質のものではなく、スクリーニングを通った各部門での一級の合唱団の見本市とワークショップが合体したような性質のものになります。ですので、私が2005年にACDAのコンベンションで合唱団の歌い手として参加したとき、指揮者の教授が「This is not a competition, but we will win anyway! (コンクールじゃないけど、勝ちにいくぜ!)」と言ったのを今でも覚えています(笑)。
 合唱コンクールといったもの自体は、どちらかといえばヨーロッパを中心として、アジアにも広がったような感じがあります。ここらへんは、国土の広さとも関係するのだとは思います。

 次に感じたのが、学校合唱団の運営形態の違いです。アメリカでは基本的に小・中・高・大の合唱の活動というのは基本的に「授業」で行うことになります。「音楽の授業」ではなく「合唱の授業」というものがあり、それで単位がとれるのです。この辺は、音楽学部が総合大学に一般的に存在する、という事情や、公立私立を問わず学校間の先生の転勤というのが存在しない、といったことも含め日本とはずいぶん違います。
 さて、日本でNHKコンクールのような大会に出場するような学校の合唱団は基本的にクラブ活動です。そして全国大会にまで出場するような学校となれば、生徒たちの活動の熱心さや気合の入れようは、「授業」の枠で活動するアメリカの合唱団とは明らかな差があります。生徒による自主的な活動や、生徒間での高めあいが、日本の学校合唱団の特徴でもあります。これは非常に良い点なのですが、クラブ活動という点と、先生の転勤がある、又は合唱、歌の技術、音声学等を専門に勉強した指導者があまりいない、という点を含め、技術的に次のレベルに到達できない要因になっているのかな?とも感じました。

 ともあれ、色々と収穫があり、充実した時間をすごせたNHKホールだったのですが、コンクールの結果が発表された後、悔しくて泣いている生徒さん(それも多い!)を見ていると胸が痛みました。本当に一生懸命取り組んできたからこそ出る涙なんだと、ひしひしと感じましたし、こういった活動ができるのは高校生くらいまでなのかな?と、少し昔を思い出したりしました(私の場合は、演劇でしたが)。

2010年10月12日火曜日

2010年度 Nコン スペシャルステージ 「んばば・ラブソング」

 2010年度のNHK全国学校音楽コンクールの全国大会が小中高とそれぞれの部門で10月9日から11日にかけて行われました。今年は色々ご縁もあって、小学校の部のスペシャルステージの編曲を担当させていただきました。私は会場で聞いていたのですが、幸いにも評判は良かったようで、演奏後に話した参加校の先生や小学生の皆さんからも、又は後ほど電話やメールでも、良いお返事を頂いて嬉しかったです。

 さて、今回私は「んばば・ラブソング」という曲を編曲しました。この曲は元々「南国少年パプワくん」という90年代初めのアニメ・ソングで、今年の課題曲の作詞をなさった里乃塚玲央<<りのづかれお>>さんが作詞をなさっている作品なのです。アニメ作品自体は今の小学生は恐らく知らないものなので(若い先生の方が知ってた・笑)、「この曲にきまったのはなぜですか?」という質問も実は多くもらいました。
 というわけで、この疑問に答えるべく、今回の選曲についての書いておこうと思います(笑)。

 実は、当初今回の編曲の話がきた当初、NHKの担当ディレクターの方から頂いた曲は、この曲ではなく、里乃塚さんが作詞をされてNHK「おかあさんといっしょ」で放送された別の曲で、比較的新しく、小学生の皆さんも知っている作品ということでした。ですが、渡された楽曲を聴いてみての私の感想が「うーん、小学校中学年から高学年が歌うこと、スペシャルステージということなどを考えると、もっとふさわしい曲があるのでは?」というもので、それを担当の方に伝えたところ、先方も選曲には悩んでいたらしく、曲について一から考えることになりました。
 それから、最近のNHKのアニメソング等も色々検討しながら、ウィキペディアやYouTubeを調べていたのですが、たまたま里乃塚さんのページを見ていると「んばば・ラブソング」と書いてあるのを発見。私は元々、原作(愛蔵版もってる)もアニメ(毎週観てた)も曲(サントラCDもってる)も知っていて、この曲はどうですか?と他のNHKのアニメソングと一緒に提案しました。
検討の結果、作詞が里乃塚さんだということ、最初の案の曲の作曲者でもあった小杉保夫さんが作曲していること、原作の版権もアニメの放映もNHKではないけれども、たまたま私が原作の出版社とも別件で仕事をしていたということ等々、色々あって「んばば・ラブソング」に決定しました。
 というわけで、原作や原曲を今の小学生が知らないということは承知の上で、それが関係ないくらいに「楽しく」、「みんなが参加できるスペシャルステージの曲を作ろう!」ということで出来上がったのが今回の合唱版「んばば・ラブソング」になります。譜面をみるとわかるのですが、「手拍子」や「掛け声」などの他にも、パーカッションを自由に付加できるようになっていて、アイデアとしてはゲストのパックンマックン等にそのパートなどで参加してもらうことも考えてはいました(彼らも、手拍子などで上手く参加してくれていましたね・笑)。

 スペシャルステージということで、時間は短かったのですが、里乃塚さんの解説、指導の古橋先生、パックンマックンの絡み等あり、楽しいステージになったのではないか?と思っています。みさなんはどう感じられたでしょうか?